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年も明けたっていうのに、まだ大して雪は積もっていない。
子供達はガッカリしてるだろうな…
そんな事を考えながら、電車を降りた。
そして駅前のビルに入っている大きな書店に寄り、最近私の友人の中で人気になっている、ある小説を買って店を出た。
この本、早く読みたい。
そう思うと、通学路を歩く足が自然と早まった。
世間は初詣だ年越しそばだと盛り上がり、商いも繁盛しているであろうこの時期
だけど、私達の家には新年と共に、とんでもないものがやって来てしまった――…。
それは、新しい…
お母さんと兄弟。
だった。
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