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また、か。
いつもそうだ。
自分から付き合おうといったくせに自分から別れようと言う。
『…なんで?』
ここでこんなこと聞く私も馬鹿だとは思うケド。
「見た目と中身が全然違うし、なんか思ってたよりガードカタいし…」
ほらまた。
見た目と違う
カタい
もう少し尻軽だと思ってた
『…じゃないの』
「え?」
ムカつくのよ、品定めしやがって。
『馬鹿じゃないのって言ったの。聞こえなかった?ただあなたは私とつきあってる優越感が欲しかっただけでしょう?汚すぎるのよ、その考え。ちゃんと自分に見合った女を見つけなさいよ。そんなんだから○○○○って言われんのよ。』
はぁ、すっきりした。
言うだけ言ってその場を去ろうとしたら後ろ髪を思いっ切り引かれた。
『いった…!!なにすんのよ!?』
後頭部を押さえながら相手をにらめつける。
「黙って聞いてら調子に乗っちゃってさ。まぢ性格ブスだね、今ここで犯してやろうか?」
髪を引かれたまま耳元で脅してくる。気持ち悪い。
『っ、はっ。ヤれるもんならヤってみなさいよ。』
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