33人が本棚に入れています
本棚に追加
「お前ジャージもってるよな?」
「持ってるケド…?」
「この子に貸してあげて」
「え、大地のやつじゃ、」
「貸してあげて。」
「はい」
一瞬で二人の関係性が理解できた。
「えっと、じゃ、立てる?」
旭と呼ばれた男性は、ん、と手を差し伸べてくれた。
『ありがとう、ございます……、っ…』
素直に手をとったのはいいものの、足腰に力が入らず立つことができない。
「あれ?立てない感じ…?」
立てずに焦っている私をみて、旭さんも何故か焦りだした。
「まいったなぁー…っ、大地ぃ、この子立てなさそうー…」
「抱っこしてあげな」
「えっ!?////それは、セクハr」
「してあげな。」
「っ」
最初のコメントを投稿しよう!