1章

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「わかったよ。なら何処かで何か軽く食べないか?小腹が減った」 いやわかってないだろ 帰るって言ってんのになぜ何処かで食事する話になるんだ いやでも俺も小腹すいてんだよな 何処かで食べていくのもいいか 「まあそれなら付き合うか」 「ならこの間新しくできたハンバーガー屋行こうぜ!確か無料券貰ってて財布に入ってるから今日は奢るぜ!」 「ゴチになりまーす」 ラッキー珍しく哲也が奢ってくれるのか 哲也の先導でハンバーガー屋へと向かう 「なあ隼人」 「なんだー?」 「あそこで何かやってないか?」 哲也が河原を指差すのでそちらを見ると大きな水しぶきがあがっていた 「喧嘩かなんかだろ。ほっとけほっとけ」 興味もないので無視して歩き出す ちょうど真横を通りかかった時何かが飛んできた 「馬鹿ガード」 哲也の襟首を引っ張って盾にする ドンッ ドサッ 哲也が飛んできた物とぶつかり倒れる 「いってー!つーか隼人今馬鹿ガードって言って俺を盾にしただろ!」 「気のせい気のせい」
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