黒髪の幽霊(中)

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あれから一週間がたった…いまだ俺の部屋から…消えない奴… 俺は帰るのが…嫌になってきて…友達に泊まる日が増えたのは事実… 親に電話して… 俺『この部屋から引っ越したいんだけど…』 親『はぁ?何かあったの?』 俺『いや…幽霊がでるんだけど(-"-;)』 親『あんたねぇ…(-"-;)そんなの何処に行っても同じでしょ(・ω・;)あんた見える人なんだから…』 俺『いやいや…だからさ…』 確かに…この部屋ではなくて…俺にとり憑いてるんだから… 引っ越しても仕方ないか…( ̄口 ̄;) 親が信じてないのも事実… 俺『じゃあ…塩と神酒と御札送って♪何とかするから…』 【後日】 除霊セットが送られてきた♪ 流石実家何でもある♪ 俺はとりあえず塩を撒き盛り塩をして♪ 御札を壁に貼り付けた。 効果があるのか?と思ったが… なんか一瞬空気が軽くなった気がしたので安心してパチ屋に出かけた…。 甘かった…奴がこんな簡単に消えるはずがなかったんだ… 夜22俺は家に帰ってきた…軽く飲んでいてフラフラとした足取り… ベッドに向った… ドン! 途中…何かに足をとられ倒れた… 床に仰向けに倒れこんだ… その反動で何かが落ちてきた… シュッ… 何かが空をきる… 俺の顔の真上に まるでスローモーションのように包丁が落ちてきた… 顔をそらす… ドスッ… 間一髪…俺の頬をかすめ床に包丁が刺さった…。 『死ねばヨカッタ…』 頬から赤い一筋の液体が流れる… 俺…どうなるん?
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