最近、手の神様とお友達になりました(by パルテナ)

3/7
前へ
/49ページ
次へ
「で、その破壊神さんが私に何の用でしょうか」 「申し遅れたが、我はクレイジーハンドという」 名を名乗るのはとても良いことですが、とてもどうでもいいですねぇ。えぇ、とても。 「……今、とても失礼な事を考えなかったか?」 「被害妄想ですよ」 えぇ、きっと。恐らく。多分。 「……まぁいい。相方に代わって、先ずは礼を言わなくてはな」 「あら、私はお礼を言われるような事は何もしていませんよ?」 「ピットを、スマブラ界に派遣してくれただろう?今のあの世界の状況下に置いては、人手は多い方が助かるからな……感謝する」 あら……スマブラ界の神様直々にお礼を言われるのは、なんていうか光栄ですね。……嘘ですが。 「まさか協力してくれるとは思わなかったが……」 「利害が一致した、と判断したんですよ」 まぁ、ピットが仕事(確か今日は庭の整備)をサボって大乱闘を視聴していたのが無ければ、今は無いのですが。帰ったらお説教ですね。 「アレを放置しておけば、スマブラ界だけではなくこの天界も侵食されるだろう、と思ったのです。それでピットには犠牲に……じゃなくて、応援に行ってもらいました」 「……」 何だか、左手さんから冷ややかなオーラが漂ってますね…… なにか変な事言ったかしら?言ってない……わよね?
/49ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加