最近、手の神様とお友達になりました(by パルテナ)

4/7
前へ
/49ページ
次へ
左手さん曰く、私と同盟を組んでほしい。そして、例の軍団を討ち滅ぼすお手伝いをしてほしいと。 実に面倒くさいのですが…… 「だいたいの事後処理を貴方に押し付ければ、こっちは楽ですね」 「……我の扱いってそういう感じなのか……」 えぇ、そういう感じですが何か? 「戦力が増えるだけいいか……いいのか?」 「いいんじゃないかしら?……それでは、貴方が知る謎の軍団の情報……すべて吐いてもらいましょうか」 「その言い方やめてくれ」 困りましたね、私が普段から操っている言葉遣いをやめてくれ、とは……まぁ、置いておきましょうか。 「ピットが着けている月桂樹から、外の様子はだいたい把握しています。あの戦艦が黒幕……では、ないのでしょう?」 「ああ、その通り。あれは戦艦ハルバード。メタナイトというファイターの物だったのだが……」 「乗っ取られたんですね」 「さらっと言ってくれるな。乗っ取られるまでに色々あったんだ」 「あら、聞いてもよろしくて?」 「ああ。……三日前のことだ。メタナイトは、デデデと共にハルバードの調整をしていてな。話すと長くなるが……」 「あ、やっぱいいです」 「……聞きたいと言ったのはそっちだろう……!」 あら、ちょっぴり怒らせてしまったみたいですね。 私、長くなるお話しはちょっと苦手なのですよ。聞くと眠くなってしまうので。だから、報告などは長くならないように簡潔に言って貰うようにしています。報告中に居眠りしちゃいますから。(まぁ、その所為で報告を簡潔にし過ぎて大切な事を言い忘れる、という事案が多発しているのですが……それじゃ駄目じゃん春風亭あらケホコホ気管に異物がケホコホ) あと、寝付けない夜なんかはピットに絵本を読んで貰ってあえて長話をさせているくらいで……っと、関係無いですね。
/49ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加