9人が本棚に入れています
本棚に追加
「では、盟約は成立でいいな?」
「大事な事ですが、二回言うのはくどいですね」
「言うな」
今ここに、スマブラ界と天界の同盟が成立しました。ぱちぱちー。
「しかし……不平等条約だな、これは。我が不利だ」
「これは貴方たちの世界の問題ですから。天界はそれを少しお手伝いするだけですよ。それに、賃金代わりにその内容なら、お安い方ではなくて?」
「それはそうなんだが……なんだこの『安眠枕を送れ』という項目は」
「私、不眠症なんですよ」
だから、安眠枕欲しいなーって。思ってたんです。
「知るか!」
でも、大マジなんですよ。えぇ、ホントホント。嘘じゃないです。
「同盟っていうのは通販じゃないんだぞ……!」
「ええ、知ってますよ?」
「……」
あら、何かマズイことでも言ったかしら?
「まぁいい。また来る」
「ふふ、逢い引きのようですねぇ」
「……」
もしも左手さんに目があったら、私に冷ややかな視線を浴びせていたでしょう。しかし私は気にしません。女神ですから。(ドヤァ
最初のコメントを投稿しよう!