プロローグ

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ちがう。 応援なんて、ほんとはしたくなかった。 でも君が あの子の話をするときにとても嬉しそうに話すから この気持ちは叶わないと、分かってしまったから だからこの気持ちははマスクで隠す 隠さないと君に聞こえてしまうから 例え君が 私を見るたびにあの子を思い出しているとしても どんな思いで私が君の相談にのっているのか知らなくても。 …ううん、知らなくていい。 知らなくていいから もう私に、優しくしないで。
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