いざ魂の記憶の旅へ

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いざ魂の記憶の旅へ

瞬きをする暇もなく、辺りが何処かの研究室に変化して行く。 驚きを隠せない菜々花に駆け寄ってくるひとりの女性。菜々花と同年代に見えるその女性は、光沢のある水色の髪で、ボブな髪型。肌は色白で細身の体型。白衣の下に白のセーターに白のミニスカートを身にまとっている。靴は、黒のハイヒールで、どんどん菜々花に近付いて来て勢い良く、菜々花の肩を掴む。 「やっと来てくれましたね。お待ちしておりました魂番号1005327さん」 『魂番号…100…えっと良く分からないのですが、それってどういう意味ですか』 キョロキョロと辺りを見渡し、不安そうな菜々花に対し、研究員らしき女性は、菜々花の手を引き研究室にある奥の部屋に案内する。
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