赤い携帯電話

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ローファーを脱ぎ捨て 靴下のまま校内に入る。 靴下を履いていても、 少しだけ、足がひんやりとした。 そして、階段を登ろうとした時、 「あれ?」 ある異変に気付いたあたしは、 足を止めた。 「何だろ…?」 階段の途中に何かが落ちていた。 「………携帯?」 それは、 赤い携帯電話だった。
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