第1章 驚愕と絶望

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ダラムより戦場に出ている回数は遥かに多いスルトだが 何故かダラムには教わる点はいくつもあった。 「んあぁ…… それともう一つ問題があるんだが…」 頭を掻く音が無線を通して聞こえたあと 言いにくそうに 'もしかするとグールやら魔物やらが寄って来るかもしれない'との事だった。 確かにグールは大型となると厄介な相手だが シンに比べれば可愛いものだった。 シンとグールの両方を相手にしなければならないとなれば話は別になる。
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