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二次会……
みんながカラオケで盛り上がる中にすばるもいた。
「すばる~……あんたさっきからキョロキョロしてどうしたの?」
すばるの様子がおかしい事にすばるの友人が気づいた
「えっ!?……あの……勇誠君どこかな……って」
「勇誠って……天野!?すばる…あんたもしかして……」
「ち、違うからね!?ただどうしたのかな~って……ね、ねぇ!勇誠君いないの!?」
明らかに動揺しているすばるが側を通りかかった勇誠の友人に聞いた
「勇誠?あぁ……あいつなら用事があるって……」
「用事?……何の?」
「天体観測だってさ。何でも、今日は獅子座流星群が見えるとかなんとか……」
「天体観測……場所は?」
「学校の裏山だよ。あいつ毎年あそこで星見てるから。」
「ありがとう!」
すばるはそう言うとバックを取って立ち上がった
「すばる?」
「ゴメン!私用事思い出したから帰るね!!」
そう言ってすばるは外へ飛び出した
「用事って……絶対に天野の所に行くつもりだよね……」
「あぁ…たぶんな。」
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