47人が本棚に入れています
本棚に追加
星河展望台………勇誠達の母校である星河中学の裏の山にある展望台だ。
「雲が全然ない……最高の観察日和だな!」
誰もいない展望台で勇誠が夜空を眺めながらに言う。
夜空にはまるで宝石箱の様にいくつもの星が輝いていた。
「………父さん。」
勇誠は小さく呟くと目を閉じ、空に向かって手を合わせた。
「…………」
しばらくして目を開ける。
その瞬間
「きゃっ!!」
「!?」
突然、背後から聞こえた声に振り返ると、そこには見覚えのある女性がいた
「……すばる?」
「えっ!?……あぁっ!………ヤッホ?」
「…………………」
いきなり現れたすばるの訳のわからない行動。
しばらくその場に沈黙が続いた………
最初のコメントを投稿しよう!