1.宇宙からの来訪者

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星河展望台………勇誠達の母校である星河中学の裏の山にある展望台だ。 「雲が全然ない……最高の観察日和だな!」 誰もいない展望台で勇誠が夜空を眺めながらに言う。 夜空にはまるで宝石箱の様にいくつもの星が輝いていた。 「………父さん。」 勇誠は小さく呟くと目を閉じ、空に向かって手を合わせた。 「…………」 しばらくして目を開ける。 その瞬間 「きゃっ!!」 「!?」 突然、背後から聞こえた声に振り返ると、そこには見覚えのある女性がいた 「……すばる?」 「えっ!?……あぁっ!………ヤッホ?」 「…………………」 いきなり現れたすばるの訳のわからない行動。 しばらくその場に沈黙が続いた………
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