1.宇宙からの来訪者

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一年も終わりに近づいてきたこの季節…… 町の一角にある和食屋の広間の前に団体予約客名簿があった 『星河中学 3-5 同窓会』 広間の中には沢山の人がいた。 各々、学生時代の友人達と昔話をしている様だ。 「ハハハッ!マジかよそれ!?」 「あぁ!久々にあったらあいつスゲー太っててさ!!」 男性が酒を飲みながら楽しそうに笑う 「久々って言ったら……あいつは?」 もう一人が呟く --- 外……… 「ハァ、ハァ…」 息を切らして走る人がいた --- 「あいつ?」 「ほら、いただろ?星が好きだった……」 「あぁ!あいつか!!」 男性がそう言った時、部屋の扉が開いた。 「おっ?噂をすればなんとやら……」 そこに立っていたのは一人の青年だった 「ゴメン、ちょっと遅れた!『天野 勇誠(あまの ゆうせい)』、ただ今到着です!!」
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