キメラと魔法と釘バット

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あの印象深い寮母タヴルさんがつくったらしい夕飯をお腹一杯におさめる。 テストに出て来た≪煙人形≫とやらがお皿を運んでる状況にはびっくりしたが。 成程。これなら充分一人で寮管理ができるわな。 食後はベルデさんと雑談。いや、主に今日の依頼についてですけど。 メオメオちゃんの姿を伝えた時には「・・・ホルメイさんらしいね」なんて呟いてた。どういう認識されてるんだホルメイさん。 話ていると彼女はちらりと時計に目をやる。 そして連れられてこられたのは大浴場。 「一応各階にシャワールームあるけど個数決まってるしね。 あ、大浴場は時間決まってて、6年は20時から一時間、5年は21時から一時間、4年は23時から一時間ね。1から3年は別場所に風呂があるんだ」 成程。6年が一番風呂な訳ですね。 私達は5年って言ってたっけ。それで時間気にしてたんだ。 大浴場もかなり広く、おしゃれだった。 私達はそこで疲れをとる。 ホント、お湯に疲れが溶けてくって感じ。 凄い一日だったものなぁ・・・。 その後部屋に戻った私達はベッドにダイブ。泥に沈むが如く、ふかふかなベッドに引き込まれていった。 え?最後駆け足だって?それくらい私達は疲れていたって事だ。 とにかく・・・おやすみなさい!
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