疑心暗鬼

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空っぽのこの心 あるのは憎しみ嫉妬 僕の知ってる真っ黒な感情の全て 泣きたいのに 流れる涙はもう枯れて あるのは自身すら驚くドロドロした感情 誰か止めて 僕の心を 誰か消し去って 僕の錆びを 誰か治して 僕の故障を 感情で動いて 後悔して でも歩みは止めず ただただ後悔して 笑ってる人に舌打ちして 僕に恨みを向ける者に 僕は刃を突きつけて 殺したい、殺したい 何故僕の心を汚すの? 何故流せないのに涙を流したくさせる事をするの? 何故苦しいと分かっていながら進むの? 何故最後は破滅すると分かっているのに、それでもなお生き続けるの? 何故、何故、何故… 僕に恨みを向ける人の顔が見える それは涙を流す自分自身。 何故泣くの? 何故抵抗しないの? 何故苦しいのに、笑っているの? 何故教えてくれない 何故言ってくれない!? お前は僕自身なのに!? 僕は誰を信じればいいの!? 誰を信じれば傷つかないの!? 自分すら信じれないのに…誰を信じればいいの? 世界が崩れる 自分自身の笑った記憶 それが音をたてて崩れる 真っ白だった世界は真っ黒になり、 さっきまでいた自分自身すら居なくなる やっぱり僕は独りなんだ 仮面をつけて 道化を演じ 真っ黒な感情をちらつかせ 寂しいよ、 誰か見つけてよ 本当の僕を見つけてよ 偽りの仮面のその奥の 本当の僕を 誰でもいいから この偽りの殻から僕を 引きずりだして。
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