1人が本棚に入れています
本棚に追加
空っぽのこの心
あるのは憎しみ嫉妬
僕の知ってる真っ黒な感情の全て
泣きたいのに
流れる涙はもう枯れて
あるのは自身すら驚くドロドロした感情
誰か止めて
僕の心を
誰か消し去って
僕の錆びを
誰か治して
僕の故障を
感情で動いて
後悔して
でも歩みは止めず
ただただ後悔して
笑ってる人に舌打ちして
僕に恨みを向ける者に
僕は刃を突きつけて
殺したい、殺したい
何故僕の心を汚すの?
何故流せないのに涙を流したくさせる事をするの?
何故苦しいと分かっていながら進むの?
何故最後は破滅すると分かっているのに、それでもなお生き続けるの?
何故、何故、何故…
僕に恨みを向ける人の顔が見える
それは涙を流す自分自身。
何故泣くの?
何故抵抗しないの?
何故苦しいのに、笑っているの?
何故教えてくれない
何故言ってくれない!?
お前は僕自身なのに!?
僕は誰を信じればいいの!?
誰を信じれば傷つかないの!?
自分すら信じれないのに…誰を信じればいいの?
世界が崩れる
自分自身の笑った記憶
それが音をたてて崩れる
真っ白だった世界は真っ黒になり、
さっきまでいた自分自身すら居なくなる
やっぱり僕は独りなんだ
仮面をつけて
道化を演じ
真っ黒な感情をちらつかせ
寂しいよ、
誰か見つけてよ
本当の僕を見つけてよ
偽りの仮面のその奥の
本当の僕を
誰でもいいから
この偽りの殻から僕を
引きずりだして。
最初のコメントを投稿しよう!