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「そんな……馬鹿な……馬鹿なーーー!!」
目が覚めた輝は美形レベルが人知を超える女性に変形していたのだ。
あるのは、さっき迄の輝には無かった豊か過ぎる胸の膨らみ。推定Fカップ
ないのは、さっき迄の輝にはあった筈の男性のシンボルだ。
シャワーも忘れ古びた畳の上にへたり込む輝。
「いや、落ち着け俺。そ、そうだ。先ずは深呼吸だ!ヒッヒッフー、、ヒッヒッフー、、って違ーーう!」
何故かラマーズ法の呼吸法をしながら己にツッコむ輝。
かなり動揺している様だ。
ブツブツ呟きながらへたり込んでいる上半身裸の超絶美形な女性、、、ハタと気づいた輝は暑さ故に開放していた窓側ににじり寄る。
「冗談じゃねぇ、、んな処誰かに見られたら堪んねぇかんな、、」
窓枠の下から手だけを出す形で引き戸を閉める輝。
くもりガラスなので閉めれば覗かれる心配もないのだが、カーテンも念の為にと閉めた。
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