プロローグ
2/2
読書設定
目次
前へ
/
8ページ
次へ
秋は儚く短い だがその儚さゆえに木々は紅葉色に染まり鮮やかに短い時を彩る輝きとなる だが輝きを失えばそこには何も残らない しかし秋になればまた輝ける でも冬が過ぎなければ春も夏もこない 今ここにふたつの紅葉が散ろうとしていた 片方は散り、片方はおわることのない冬のなかで輝きを失い続けていた そんな中でも紅葉をつける木々は枯れない 冬は寒い 彼の心の冬は終わりを告げてまた輝けるのだろうか?
/
8ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!