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そんな日々がいつまでも続くと思っていた秋の空がきれいに晴れた日に彼らの日常は終わりを告げようとしていた。とある事故によって。
彼らは丘の上でいつものように遊んでいた。すると、ソラが
「私たちももうすぐ小学校を卒業するからさ(タイムカプセル)をつくってこのモミジとイチョウの木の下にうめて20歳になったときにあけようよ。
でも、全員違う箱で違う場所に埋めよう。そしたらさ、自分のそのとき大切なものをいつでもいれられるから。ね、いいよね?」
紅「……そうだな」
扇「それはいいかんがえですね。
コウはどうしますか。」
紅「楽しそうだしいいよ。
それに ソラが喜ぶなら反対なんてしないって知ってるくせに……。」
扇「まぁ、それはおいといて。
ソラ、みんな賛成なのでやりましょうか。」
空「やった~。
よし、じゃあさっそくやろうよ。
とりあえずもうすぐお昼だからお家に帰ってまたここにくるときに箱と埋めるものをもってこよ。」
紅「………///」
扇「わかった、じゃあまたここにくるときに箱にいれてもってこよう。っておーい、コウ 空の笑顔に見とれてる場合じゃないよ。早くいかないとソラが先に行ってしまって危ないから急ぐよ。」
紅「お、おう。てか、見とれてなかったし」
扇「はいはい、急がないとソラを一人占めしてしまいますよ。」
紅「なっ、それだけはさせねぇっ!!」ダッ
扇「わかりやすく扱いやすい弟ですね。っておいてけぼりにされそうですね、早くいかなくては。」
空「コウ、オウギおそいよ~。
はやくはやく~」
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