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「あっあれ?、いや、でもさっきは怒らない雰囲気だった気がぁ…………?」
チラチラ見てくるんじゃねぇwwこの淫乱破廉恥小娘がwwww
「誰が怒るっていった?俺は泣き顔が見たいっていったんだぞ?」
「はぁ……あまり変わらない気がしまs」
「シャァァァァァラッップ!!お黙り!!いいからサラダだかサラエボだかを呼べ!今、すぐに!」
「さ、サラスです、はぃぃ……すみばぜんずびばせんずびばぜんでじた……今すぐ呼びます、―――」
俺が怒気を荒げた為か、泣きながら謝りだす悪魔。なんかちょっとだけ可哀相に思えた俺は、やっぱり人間なんだなと思った。自分が。
悪魔は息を吸い込み、詠唱を始める。
「我、(中略)
――――、――、――、―――――
―――――――――――。【高等魔術式強制仮召喚】っ!」
長い詠唱が終わると、公園にある噴水の真上に紫色の淡い光を放つ魔方陣が展開された!
そのまがまがしい魔方陣は一瞬だけ視界が見えなくなる程に輝きだす。
「うぉっ!?」
眩しい光は直ぐに収まり、魔方陣は消えた。代わりに
「ごめんなさいでしたっ!!あたしがクソみたいな神様、いやクソ野郎の羽をむしっちゃったせいであの畜生が手元を狂わせて、未来を書き替えてしまいました!あたしの責任です!!何でもしますから許してくださいっ!!!!」
白だった。まるで搾りたてのミルクの様な滑らかな色だ。殆どの汚れを浄化してくれそうなオーラを纏いながらも、自身は半裸に近い格好をしている。隠すべきB地区は細い紐の様な布を身に付けただけで、そよ風ですら飛んで行ってしまいそうだ。そして絶世の美女である。ビッチですねわかります。
「ん?」
何 で も し て く れ る の ?
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