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「何処までついてくんだよ!?」
公園に着いた瞬間に俺はそう言った。いや、言わなきゃやってられない。
「何処までもですぅ!だから大人しく話を聞」
「だが断る」
「ま、まだ言ってませんよ!?」
一説によると悪魔の話を聞くと魂が腐って、精神、肉体共に重度の障害を起こすと言われていていてだな……………まぁ、嘘だが。
ま、こうして話し合って?いる時点で単なる仮説に過ぎないんだがな。
取り敢えず息を整えさせてくれ。こちとら部活なんてやってない脆弱な一生徒なのに公園まで悪魔と鬼ごっこしたんだ。休憩くらいさせろや。……悪魔と鬼ごっこって、コレいかに…?
◇◇◇◇◇◇◇◇
「それで、話しって何だよ。そこんところの説明kwsk」
「はいです!えっと、まず先に裕君であってますよね?」
何故知ってる。なぜ。
悪魔は俺の表情で肯定と受け取ったらしく、続ける。
「それで怒らないで聞いてほしいのですけどぉ………私の友人のサラスって天使がいてですね……その子がちょっと転んで神様の羽をむしり取っちゃって、そのせいで裕君の未来が書き変わってしまいましてぇ…………」
「ちょ、サラスさん絶対意図的にやってるでしょwwww転んだ拍子に羽をむしりとるとかマジ鬼畜www……で、未来がどうなるんだ?」
あぁ、大体分かってきたよ。つまり小説のテンプレに踊らされているだけなんだろ?
今からレッツ異世界っ!ってなるんだろ?わかるぞ?
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