仮2章

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噂をすればだろうか。 探しに行こうとドアを開けたらカムナと鉢合わせした。 「丁度よかった。基地見えてるけど着陸の様子が無いんだよね。何か知ってる?」 私の傭兵経験からすると必ず何かあると思うが… 「あぁ。さっき基地司令より通信があった。 戦線がかなり押されているから出撃して欲しいと。」 「そりゃまた急だね。」 このまま行くのは構わないけど、私らが行ったところでどうにもならないと思うけど。 だいたい武装はどうするの? ゲリラみたいに敵から奪えばいいの?」 「増援人数は俺達を含め5人、残り3人は資料にあったメンバーだ。 それと武装に関しては基地から発進する輸送機が落としてくれる。」 「了~解。」 こうなると3人とはモニター越しに対面ね。 実戦での連携も難しそう。 その辺り、カムナは考えてるのかな? 「どうした?」 「あのさ私着替えるから出ていって欲しい……いや、私の着替え見ない!?」 「断固辞退する!」 「いいじゃない。昔は一緒に風呂入っていたじゃない。」 「昔とは違うし、お前の裸見てもしょうがない。」 「なんで!?私も成長しているのよ!」 「着替えるなら早くしろよ。」 そう言ってカムナはあっさりと部屋から出ていってしまっ た。 なによ! 何もあそこまで露骨に拒否しなくてもいいじゃない。 半分冗談だったのに。
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