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【主人公side】
気が付くと辺り一面、緑、緑、緑…つまり何処かの森の中にいた。
………は? ここ、何処?
主人公「俺……死んだはずだよな…?」
俺は周囲の木々を見つめながらそう呟き、自分が死ぬ前のことを思い出そうと記憶を確める。
まず、俺の名は―――
カイム・キサラギ 人間・男
転生者レベル1 属性全
装備 ショートソード
カイム「!?…これは……」
自分のことを意識して記憶を思い出そうとすると、突然、目の前に自身のステータスが浮かび上がってくる。
……どうやらこれは俺の特殊な能力のようだ。転生時の特典といったところだろう。
さらに強く自分のことを意識してみると、先程とは違って詳細な自身のステータスが目の前に浮かび上がってくる。(この章の始めに記載されているものと同じなため、ここには記しません)
魔眼 知の瞳……やはり、ステータスを見ることができる能力のようだ。
試しに周囲を魔眼で見てみると、とある情報が目の前に浮かぶ。
プテテット スライム族・♂(オス)
魔物レベル1 属性無・水
装備 ―――
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