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魔物プテテットが倒れた。
レベルアップ!
レベルが1上がりました。
戦闘をしたことにより戦士の職業に就くことが可能になりました。
剣を使用した戦闘をしたことにより剣士の職業に就くことが可能になりました。
プテテットは何かのアイテムを落としました。
……
カイム「ん?……これはプテテットのドロップアイテムか…?」
俺はプテテットが落としたアイテムを拾い、魔眼を発動させる。
因みに、プテテットは死ぬと直ぐにただの水になって消滅するため、素材を剥ぎ取ることができない代わりに、ドロップアイテムを残すのだ。
プテテットの水
種類 消費アイテム
効果 体力微回復
カイム「……む、回復薬に使えるな。…何処かに仕舞っておくか」
俺はそう言って自身が着ている服をまさぐる。
その時に気付いたが、何処にもインテリジェンスカードなるものも異世界地図なるものも魔導魔物図鑑なるものもない。
魔眼で自身のステータスを見た時は、それらの物を所持しているようなことが浮かんでいたが……
カイム「……確か、アイテムボックスとかいうのに入っているはずだが…っ!?」
俺がそう言い、アイテムボックスというものを意識した瞬間、目の前の空間が突然、裂ける。
その空間の奥には、5本のナイフ、何かの本、何かのカード、見たことのない地図、硬貨の入った巾着があった。
カイム「……なるほど。これがアイテムボックスか。…魔眼もそうだが、意識することで使うことができるみたいだな」
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