プロローグ

6/6
前へ
/62ページ
次へ
しばらく見て、いくつかの本を見つけた。 それをカウンターに持って行き、さっさと貸し出し手続きを済ませる。 ああ、面白そう。早く読みたい! 受け取った本をぱらぱらと捲りながらそそう思ったそのとき。 突然、地震のように辺りが揺れだした。 何事かと思い見回してみると、他の人はなんともないようにしている。 何?どうなってるの!? そう思うか思わないかの内。 暗い闇から何かに引っ張られるような、そんな不思議な感覚と共に私は意識を失った。
/62ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加