12∮あんたなんか、

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皮肉で応戦し続けていなくちゃ 負けそうになってしまうから つい嫌味な言葉ばかり 君にお届けしてしまうのさ 表向きは無理やり繕った 笑顔でコーティングされた 僕らの友情はきっと 本音の見えない作り物だ 君は必死に僕の奥底を 探るような仕草を見せて いや君と仲良くなりたくない と、いうわけじゃないけど なんとなく知ってしまえば そして教えてしまえば 今より親密になれる気がするけど 今の僕らと何かが違い出す それを僕は望んでいるようで きっと誰より望んじゃいないんだろう この距離感をずっと 心地よく思えてしまう限り 僕は真実を誤魔化す 君には有り余るほどの友情が 既に集まっていると分かるから それ以外の関係性でいい そう友情というエッセンスを少し混ぜた ライバルくらいで丁度いい それが僕にとってただ一つの友情でもいい そこから君が手を伸ばすなら 僕は全力で遠ざけてしまうから このままで居させて欲しい 余計なことまで言ってしまいそうになるから お決まりの皮肉で躱してしまうよ 「どうせ短い時間の付き合いだから」 ・・・なんてね
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