PM6:00
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僕は立ち止った。 目の前にはハットを被りコートを羽織った紳士が道端に座り、アコースティックギターを構えている。 その状態のまま静止している彼の眉間には風穴が一つ。 彼の中では好きな歌を奏でながら時が止まっているのかもしれない。 風に晒される彼とギター、どうせ朽ちるのならばと僕は彼のギターを頂戴し、音を鳴らしてみる。 素敵な音色が身体へと染み渡る。 良いギターだ。
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