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もちろん部屋には私だけしかいない。空耳か幽霊か、もしくは…。
「も、もう一回言ってもらえますか?」
――1ポイントを使用して水洗トイレ・洋式を作成しますか?――
(・Д・´三`・ω・)
再び響く、少し機械的な声。やっぱり姿は見えない。
ポイントとか言ってるし、この本関連だろうと当たりをつけて生活用品のページを開くと、ありました。
一番最初のページにマスターのレベルが上がれば増えると書いてあったけれど、レベル1でもかなりある。
この桶もトイレ扱いなのか、嫌すぎる。
本の幽霊さんが言ってるのはこの一番ノーマルなやつらしい。よし
「お願いします」
シーン
あ、あれなんにもならない?
「…許可?」
何もなかった壁にドアが現れて、立派な普通のトイレができてました。
「あぁ、すっきり。てかトイレの明かりは普通に電球だったよww」
部屋が暗く見える。蝋燭ってあんまり光量多くないんだね、昔の人はよくこれで暮らしたな。さて、
「そろそろやりますかー」
生活環境整えてから、ダンジョンにしようか。500ポイントくらいは使っていいよね?
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