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A:ここは?
神:同じような質問飽きた。
退屈そうにあくびをして答える。
これでも神なのか…
何だか嘘臭い人だ。
どうせ、ドッキリなんだろ?
神:ここは、人間が生まれる前の世界。
人間が誕生したら、ここで起きた事のすべて記憶は、覚えていない。言葉もすぐに話せない。
微笑みを見せた。
神:例えば、これは答えれる?
手を上げて
B:手。…手です。
勢いよく答えた。
不思議だ。知らない単語が答えれるって。
神:手って何するもの?
C:物を掴む。物を投げる。
A:触って感じる。手を降る。
B:あとは…う~ん。
神:運命を手で切り開く。
まずは、君たちの会話をまともにできそうね。
A:僕らって名前が…ない人間?
首をかしげた。
神:そうだな。この世界での仮の名を授けましょう。
目線を上にし、神は考えて思いついた。
神:仮の名は、右から順に。
右から二番までは、男の子、後は女の子。
神:晴、雨、雪、
実に適当だ。
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