最後の煙

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「遠距離なんて、やっぱりだめだね。」 グラスから唇を離したと共に、彼女がぽつりと呟いた。 そんな行為とは反対に、今にも唇をグラスに付けるところだった俺は、突然の言葉にカチンとグラスを歯に当てた。
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