転生で子煩悩

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………あれ? ここどこだ? 辺りは真っ白で空間が把握できない部屋。 所々に机や本棚があるから誰かの部屋なんだろうが……。 「あ、もう来てた。」 んっ? 振り向いて声の主を見てみると知らないイケてるメンズが。 背中に羽……コスプレイヤーってやつか?天使かなんかのコスプレだなありゃ。 「コスプレじゃない。俺は一応モノホンの神、世界の管理を任されてる。」 あれ?声だしてたか? 「いんや、心読んだ。神だからこんなことなんざ朝飯前よ。」 そうか、なら教えてくれ。俺ってなんでこんな所にいるんだ? 「案外軽いな……あーそれなんだがな。俺のミスでお前の寿命が60年ぐらい減ってな、寿命の限界がきたせいで運命によってお前は車に轢かれたんだよ。すまん。」 へー、車に牽かれたんだ。まぁいいや。で?こんな所に呼んだってことは何かあるんだろ? 「話が早くて助かる。単刀直入に聞く、お前ファンタジーな世界に転生しないか?」 うん。いいぞ。ぶっちゃけあんな腐った世界はどうでもいいし、来世でも居たくないぐらい嫌いだしな。 「ふーん。確かあの星はあと200年で隕石によって滅ぶしな。」 リアルアルマゲドンかよ。サヨナラ地球、余りいい思い出ないけど頑張ってー。
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