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「………パパ、今日は買い物だけ?」
「ん?あぁ、あと適当に仕事探そうと思ってるぐらいだな。さすがに謎の貯蓄が少なくなってきた。」
謎の貯蓄っていうのはおそらく神の野郎のサポートの一つだろう貯金。
あと謎のケータイと食糧がいくらか最初から家にあった。
ケータイでアドレス帳にある「神」に電話してみたが出る気配がなかった。
腐っても神だから忙しいのか?
「あ、義父さん。そろそろ……あの……下着が小さくなって……。」
「……こんなこと言うのもあれだが、またデカくなったのか。」
「………はい。」
ユーナはDほどの胸があるんだが……成長期にしては長くないか?
「んじゃ俺が仕事探してる間ラウ連れて買ってこい。俺が行ってもギルドに通報されるし……。」
街に行くと必ずと言っていいほど通報される。
警察の役割もしてるギルドからギルド員が派遣されるのはさすがに泣きたくなる。
街に今まで8回行ったがその内6回通報された。何故だ。
確かに普段着は黒メインに着ているから……怪しい輩に見えなくもないが、ひどくないか?
「義父さん、そろそろ。」
「お、時間か。じゃあ各自準備出来次第門に集合で。ラウは先行って待っててくれ。」
「ガウッ。」
「じゃあ一時解散。」
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