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「……あ、あの、大丈夫ですか?」
「サラサラして……んあ?あぁ大丈夫だ。あんたら、旅人って感じでもねぇな。」
見た目20歳と16歳ぐらいだな。
とりま女性達の話を要約。
奴隷商人に捕まってしまって運ばれてた。
空からドラゴンキター。
手錠の鍵ゲット、逃げようぜ。
やったー!逃げ切れたー!
ガルルルルル……。
詰んだ。
てな感じの所で俺襲来(笑)
なるほどねぇ。
「あんたら種族何だ?売られるぐらいならエルフとかそんな感じか?」
ちょっと食い込んだ牙から力が抜けた。ここがいいんか?ん?ここが気持ちええんか?ん?
「……私たちはエルフです。妹共々助けていただきありがとうございます。」
「あー、そんなんはいいから一つ聞いてくれ。」
「はい?何でしょう。」
「お前ら、家族にならないか?」
「はい!?」
「俺孤児院開いてるんだが最近開いたばっかでな、まだ誰もいねえんだよ。良かったらそこにこないか?」
「あ、あぁ、そういうことですか。」
どう思ったんだ?てかウルフ……お前諦めたな?地面にごろーんとして腹見せてんなよ。撫でたくなる。
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