そいつとの出会い

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「イザー。  いつまでこの街にいるんだ」 空が白んできたころ、あたしが眠気眼で尋ねると、そいつは笑って何も答えなかった。 けど、起きたら隣には誰もいなかった。 濡れたあたしの服はすっかり乾いていて。シャワーを浴び直したあたしは重い腰を引きずって仕事に出かけた。
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