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(ウェイド)「………。」
グレッグの言っていた賞金首がまさかこんな街に潜んでいたなんて‥
(ふと自分の右足のホルスターの銃を見つめる)
(ウェイド)「…一人は危険だな」
その後、
整備工場を後にしウェイドはとりあえず喫茶店へ向かおうとしたが、そこで思わぬ人物と出会った。
バーの店先から昨日の男が出てきたのだ
「カラン‥カラン…」
(ウェイド)「え?」
(???)「……、」
とっさに目が合った瞬間、男は黒い瞳でしばらく俺の顔を不思議そうに見ていたが、やがて何も言わずに過ぎ去ろうとした。
(ウェイド)「あ…っ 待ってくれ」
(???)(ゆっくり振り向く)「‥‥なんだ?」
(ウェイド)「あんた昨日も飛行場で会ったよな? …覚えちゃいないか‥。俺はウェイド、【ウェイド・ローウェル】空輸の飛空士だ。」
「よかったらそこで一緒に話さないか? コーヒーぐらいはおごるよ」
親しげに名を名乗るウェイドの様子を見て黒い瞳の男は飛空士という言葉に反応する
(???)「飛空士‥?」
(ウェイド)「飛行場の連中があんたを日本人って言ってたけど…、あんたもあの場にいたってことはやっぱり軍のパイロットか何かか?」
(???)「いや そんなんじゃない 俺は…」
(ウェイド)「?」
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