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その日はやけに冷え込みの厳しい夜だった。
(ウェイド)「……。」
(飛空船の整備)
「カチャカチャ‥」
(夜の海)「ザザァ…。」
(携帯)「――、――。」
(ウェイド)「…? 」
「ピッ」
(ウェイド)「もしもし?」
(グレッグ)「あ、もしもし、ウェイド俺だ。分かるか?」
(作業しながら携帯)
(ウェイド)「グレッグか? どうしたんだ」
「カンカンッ!!」
(グレッグ)「へへ。実はなウェイド お前最近、奇妙な賞金首の噂なんだけどもう聞いてるか?」
(ウェイド)「奇妙な賞金首‥?」
ふと作業をしていた手が止まる。
(グレッグ)「なんだ、まだ知らなかったか。いや実のとこな、俺もまだ噂でしか聞いたことないんだけど、今回かなりの大物が政府に目を付けられたらしいぞ。他のハンター仲間の連中でそいつとたまたま対峙した奴の話によるとだな…」
「奴はどうも不死身の体をしてるらしい。」
(ウェイド)「不死身?へぇ~そりゃまた‥魔物ならグールやゾンビ系か?」
(グレッグ)「そいつが俺達の知る限りの化け物だったらな。かなりのレアものだろ?…にしてもそんな奴、今まで俺たちのハンターエリアに一度も現れなかったってのに
しかも今回は政府が極秘に一部の連中にしか討伐依頼を出してないらしいんだ。俺の所にも書状の手紙が来てるぜ」
(グレッグ)「それでお前のとこの軍も例外じゃないと思ってな」
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