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(パールヴァディ)「… さっき、お前も見ただろう、俺も奴も一度や二度は死なない体を… つまりコイツは俺の“コピー”だ」
(ウェイド)「…!? コピー?」
(パールヴァディ)「……。 パールヴァディはいずれ“人類の敵”になる。…俺はそういう存在なんだ」
「この名前も俺の暗殺コードネームみたいなものだが、本当の名は【パールディオ・ヴァトラス】
現実では“ありえない事を可能に出来る”人種能力を超えた未知の【宇宙科学遺伝子】の生体種だ」
(ウェイド)「‥‥‥。」
信じられない真実を突き付けられ混乱する。
(ウェイド)「何だよそれ‥それじゃあ どうしてさっきは俺を助けたりなんか…」
(パールヴァディ)「…俺には目的がある。」
(ウェイド)「え…?」
(パールヴァディ)「それだけだ」
冷ややかな紅い瞳がこれ以上関わるなと パールヴァディは俺に背を向けて夜の闇の中に消えていった。
「――――。」
結局、
あいつの本当の目的も知らないまま時は過ぎていった。
――翌日――
(飛空機整備工場)
(リジム)「整備は完璧だ、いつでも持ってけ」
(ウェイド)「サンキュ、リジム」
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