~prologue~

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――……近いようで遠い未来のこと。 『電脳世界へようこそ、まずはあなたのユーザーIDを打ち込んで下さい。』 人間が画面の向こうの世界、電子の世界へと入ることができるようになってから5年がたったある日のことだ、沢山の人々がこの電子の世界を行き来するようになったその電子の世界の名は”電脳世界”……。 『次にパスワードを打ち込んで下さい。』 今や電脳世界ではショッピング、スポーツ、ゲームなどができ、最近ではいろいろな企業や政府などもこの世界でビジネスをするようになっていた。 『認証完了しました。ユーザー《サイレン》様でよろしいでしょうか?YES/NO』  これはそんな電脳世界のとあるゲームのお話……。 『これより電脳世界中枢都市“ニューゲート”へと転送します。それでは、よい旅を……』 ー……さて、ゲームスタートだ。
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