1章

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少しでも気を紛らわすために手元にあった音楽プレイヤーで音楽を聞く スーッハー よし 「アアアアアアアアアア」 勢いよく一番近くにいた猪に詰め寄る 「おい!危ないから下がれ」 兵士が何かを言ったが聞こえない 「オラッ」 走った勢いそのままで猪の眉間に膝蹴りをくらわす ゴッ ブォッ… ズーンッ 鈍い音がして猪が崩れ落ちる 近くに倒れていた兵士の剣があったのでそれを掴みさらにもう1匹の方へ駆ける もう猪しか目に入っていない やらなきゃやられる 「ウォォォォォォ」 兵士がどうにか押さえていた猪の横から剣で切りつけ首を跳ねる ギンッ ブシャー 首が落ちて切り口から血が吹き出る 真っ正面に立っていた兵士がもろに血を浴びる 剣を見ると首を落とした時に折れてしまったようだ あと1匹 最後に一番でかいのが残っている
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