1章

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一番でかいのがいた方へ振り向くと眼前まで迫っていた 避けられない 「オォォォォォォ!」 叫びながら猪の鋭い牙を掴む 牙と牙の隙間に体を入れて猪が突っ込んでくる勢いそのままに頭突きを食らわせる ゴッ ミシッ かなり鈍い音が響いた ブォォォォォォォォォッ 猪がかなり大きな雄叫びを上げる ズズーンッ 雄叫びを上げてすぐに最後の1匹も崩れ落ちる 「ハァハァハァハァ…あー終わったのか?…よかった生きてる」 ヘッドホンを外してその場に座り込む 頭突きをした頭は少し痛いがなんともないみたいだ 「ふー死ぬかと思った」 まさかいきなり知らないとこ来て死ぬ思いするとは思わなかった にしてもよく無事だったな俺 あっヤバい 緊張の糸が切れたのかそこで気を失ってしまった
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