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【柳都高校文芸部・部室】
御喋擦「部長っ!原稿あがりましたっ!」
黒子「……却下です」
御喋擦「い、いやいや~。まだ見てもいないじゃないですか~」
黒子「……確かに…そうですね。内容も見ずに、却下と結論付けるのは、些か短慮でしたね。……ごめんなさい、おしゃさん」
御喋擦「解ればいいんですよ、解れば……。それでは、チェックお願いします」
黒子「……はい。……次回作に期待しています」
御喋擦「だ、だから、読んでないじゃないですかっ!今日仕上げないと、来月出す文集に間に合わないって言ったの、部長でしょ!これじゃ、俺の分、文集に穴が空いちゃいますよ!?」
黒子「……それが狙いです」
御喋擦「あちゃ~。それが狙いか~……」
黒子「……冗談はさておき、拝見しますね」
御喋擦「あ、はい」
黒子「……それにしても、この短期間でよくこれだけ書けましたね。……おしゃさん、遅筆なのに……」
御喋擦「いや、まぁ……。実際、ネタが出なくて困ってたんですよ。でも、何を書きたいか、何なら書けるかって、考えたら自ずと筆が進みました」
黒子「……そうですか。……それでおしゃさんの書きたいもの、書けるものって何なんですか?」
御喋擦「おっぱいです!」
風間「ぶふっ!」
長谷川「ふ、ふーちゃん!?」
風間「ずびばせん。驚いて、牛乳吹いちゃいましたけど、長谷川先輩のPC、大丈夫ですか?」
長谷川「そ、それは大丈夫だけど……。ふーちゃん、鼻からたれてるよ……牛乳」
御喋擦「俺、普段から小説のネタ考えたりしてるんです。自分でも遅筆だって自覚してるし。でも気付くと、いつもおっぱいの事ばかり考えてて……それで気付いたんです。おっぱいへの愛と知識を小説に生かせるんじゃないかって……。その想いから出来たのが、これです」
黒子「……成程」
長谷川「そこ、納得しちゃうの!?」
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