『願や 想いを 詩に』

『それぞれの想い』

　　　【貴女と私】

－ほら、言葉にしなくちゃ何も伝わらないよ。

『ありがとう…。』 『ごめんね…。』
『どうして…?』 『好きだよ…。』

文字にするのは簡単なのに

－－『…たすけて。』－－

言葉にするのは 何でこんなにも難しいんだろうね…。

…でも、もう大丈夫だよ。

貴女の周りにはキラキラしたモノが
たくさんあるから。

目を開けて　見てごらん。

貴女が心を鎖す必要なんて
もうないんだよ。

…うん…怖いよね。
だけど　その目を
今、塞いでいるのは誰の手…？

だって優しさが
こんなにも傍に溢れてるから。

貴女も触れてみたいでしょ？

この世界(ﾋｶﾘ)に。

大丈夫。もう終わったから…。

すべてを許さなくてもいいから

そのままでも いいから…。

そこから出て来てもいいんじゃないかな？

怯えないで。

私が手を引いてあげる。

こっちだよ。

さあ、一緒に行こうよ。

何時だって、貴女には私が付いてる。

貴女(ﾜﾀｼ)が私(ｱﾅﾀ)を守るよ。

だから、

……生きていてくれてありがとう。

この幸せは、貴女がいてくれたから私は掴む事が出来た。