『それぞれの想い』

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心の傷に また傷を重ねて隠した。 誰かの声も …聞こえない振りをして。 …そんな日々が当たり前だったのに。 僕の前に 君は現れた。 何度 僕に拒絶されようとも 君は平気な顔で 微笑んで傍に居た。 今想えば それは君の精一杯の強がりだったね… 隣を見れば 君がいた。 いつしかそれが当たり前になっていたんだ。 一人じゃかったことに気付いた。 ……気付いた …のに。 遅れてごめん…。 いつだってやり直せる。 もう遅いなんて 誰が決めたの? 哀しみは消える訳ではないけれど… 乗り越えていける。 一人じゃないから。
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