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屋上……床に寝そべり空を眺めていると授業の終了を知らせるチャイムが鳴り響いた 屋上には1人の少年が寝ているだけで他に人の気配はない……そんなチャイムを無視して寝続ける少年に近付く人物が 「立花……もう起きなよ」 「んっ……朔」 「おはよ、昼だよ」 「……今日何?」 「え?あーーえっとぉ……ごめん立花作れなくって……無いんだ」 「……!!」 「し、食堂に行こう!」 そして食堂入り口前 で 朔と二人扉を眺め中 「食堂…だよな?」 「食堂だね」 「「金賭けすぎだろ…」」 説明が遅くなったけど、ここは幼稚園~大学まである一貫校で高校と大学は全寮制 ま、男子校だけど 「開けていい?」 「いいよ」 ガチャッと扉を開けた時だった 「きゃああぁああああああああああああああ」 「柮葉様!?」 「滅多に食堂には来ないのに」 「チッ、親衛隊かよ」 「朔様と…誰?」 「さぁ、見たことない」 2人は頭をクラクラさせながら席に着いた
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