「私」という存在。

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わたしは、ときどき、思います。 ―――――人間って、矛盾しているな、と。 そして、傲慢だと。 「普通」 誰もが、当たり前の様につかっていますよね。 けど、「普通」とは、なにを基準にして、使っているのか。 以前、先生がある男子――ここでは男子Aとしましょう――を叱っているとき、こう言いました。 「A!普通に過ごすことがなんでできないんですか!?」 と。 先生の言う「普通」は、きっと先生の中での基準なのでしょう。 けれど、男子Aにとっては? 先生の普通とは、きっと違います。 私だって、周りから見たら、「普通」ではないかもしれません。 けど、私からしたら、それが普通なんです。 自分の基準を相手に押し付けずに、 それも、一つの個性として、受け止めてほしいのです。
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