白い空間

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…ビックリしたぁ~ そう思いながら後ろを見てみるとその光景に目を見張った。 そこには、純白の衣を身に纏った、イケメンさんがいた。 金髪に、青色の瞳。そしてとても身長が高いのだ。 いや、私が驚いたのはこの人がイケメンだからじゃ、ない。 たしかにイケメンというものをみるとげんなりしてしまうが、(長い事蓮という生き物のそばにいた所為かな?)この人には、人間には存在しない6対12枚の羽があった。 さらに、彼の纏うオーラがとても神々しい。 なにも言わない私をみて、彼は心配そうに、 「どうしたんだい?…大丈夫かな?」 と、声をかけた。 「あ、はい、大丈夫です」 私は緊張して固まってしまったが、彼は気にしていないように自己紹介をし始めた。
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