一か八か

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大丈夫かなと思い、車を走らせました。 その行き先は、たまたま 知ってる場所だったので スイスイ走っていきました ところで、このムニャムニャおじさん、すぐ起きて くれればいいんだけどな お客さん … んで?ねえ… とりあえず、シカトしよ💦 お客さん ねえ… な ん で‼ 俺 え! なにが なんで ですか? お客さん なんで、延長できない の? いつも できるじゃん! ちょっとだけ、後部座席を見てみると、ムニャおじさんは、あしたのジョーが 灰になったポーズで、目を閉じている。 この人は、真っ白な灰に なってまで、延長をのぞんでいるのか… とりあえず シカトしてました。 まともに答えても、仕方がないですからね! そろそろ、目的地に近づいてきたので… お客さんにやさあしく 声を掛けました。 俺 おきゃくさあ~ん! そろそろ、お家の近くだと思いますので、起きて案内してもらえますか? お客さん あれ んー? ああほんとだ!近いよ、 うん このみちをまっすぐ! 俺 はい、わかりました。 まっすぐっていうのは、 この後、グズル人が 多いんですよ。 今だから言える事なんですけどね! グズルっていうのは、 まっすぐ まっすぐていうから、ずうっとまっすぐ 走ってると、お客さんが ふと我に帰り、ここどこだよ! なに!どこまで来てんだよ って89%位の確率で、ぐずりだします。 まあ、それは、さておき 話を進めていきます。
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