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😆 それ寝てたって言わねえだろっ、自分の中で突っ込みいれて、
俺
「雪で、滑って転んで、 気を失ってたんじゃないですか?
ところで、どちらまで帰りますか?」
後ろ紳士
「 ○○まで行って‼」
俺
「ぇええ‼ そんなに、 遠くまで帰るんですか? お金、相当かかりますよ いいんですか?」
後ろ紳士
「金は、あるから心配すんな‼とにかく、行って‼ イテテ …顔が イテテ」
俺
わかりました。
その後、大体のコースどりを説明すると、それでいいと言うので、車は走りだしました。…
後ろ紳士は、直ぐに、後部座席で、横になり、ンが~って言いながら、ねはじめました。
片道、二時間くらいかかる場所ですから、寝ちゃったほうが、こっちは気楽だなって思い、順調に走っていました。
20分くらい、走った頃だったと思います。
ムクッと起き上がった、後ろ紳士が
「 ここは、どこだ‼」
って、言い出したんです
俺
お客さん、まだ○○ですから、寝てて大丈夫ですよ
後ろ紳士
「え? ○○? ナニソレ? 知らない? ちょっと 降りるから、車止めて!」
いちお、車を止めて、メーターも止めて、
俺
お客さん、○○まで、帰るんでしょ? こんな所で降りても、電車が走ってる時間でもないし、雪もふってるし、大変だよ!
後ろ紳士
「 うん、そうだな💦 あんたの言う通りだな💦 ○○まで、行って‼」
と言ったら、また、バタっと横になり、 ンガア~って言いながら、寝ちゃいました。
気を取り直して、走りだしました。
どんどん どんどん 走っても、走っても なが~い 道のりでした。
おも~えば~遠くへきたもんだあ~なんて、腹の中で歌っていると、そろそろだなあって所へきました。
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