第1話 刺激的

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「おい、幸なんでお前こんなとこに居るんだよ。」 会長かもしれない人が、先輩を見下ろしていた。 というか、先輩の名前幸だったんだ。てか、やっぱり会長っぽい。 「ちよっとねー。」 ヘラっと笑う先輩の顔を見ると、会長は隣に居る俺に視線を向けた。 「貴様は一年の特待生だったな。」 「そうです。」 「はっ、会計に気に入られて調子のってんじゃねーよ。庶民が。」 …いつ、調子にのった。 「おい!差別とかすんじゃねーよ!!」 「お前、名前はなんだ?」
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